SSブログ

稲村ケ崎・コッホ博士記念碑とメイン [鎌倉]

北里柴三郎伝記が下巻に入り、文部省・東大との軋轢が佳境に入っていますが、作中で柴三郎がコッホ博士を日本に招く場面があります。

明治年間ですからドイツから1ヶ月の船旅でやってきて、3ヶ月の滞在。
東京から京都、奈良、広島など延々と観光していきますが、一時体調がすぐれなかったコッホ博士を柴三郎は静養のために鎌倉へ連れ出します。
鎌倉滞在は3週間に及び、徐々に体調が回復したコッホ博士を近場の観光へ誘いました。
その場所は海浜ホテルからすぐ近くの稲村ケ崎・霊仙山展望台。
ここから大島、伊豆半島、江の島、富士山を見渡したコッホ博士は感激し、滞在中に何度も訪れたらしい。
後年、ドイツのコッホ博士を訪れた柴三郎に対して稲村ケ崎の光景を懐かしがっていたそうです。

これを記念した石碑が稲村ケ崎公園にあるそうだ。

知らなかったな、というよりも、不覚であった。
昨年招いたドイツ人教授を稲村ケ崎公園までお連れしたのに、この碑をご案内できなかったとは残念至極。
http://papamama2012.blog.so-net.ne.jp/2016-03-26

ということで、改めて稲村ケ崎公園に行ってみた。

IMG_6715.JPG

ここら辺がドイツ人ご夫妻を案内して記念写真を撮ったところ。

IMG_6702.JPG

そこから更に一段と高くなった場所の奥

IMG_6704.JPG

IMG_6712.JPG

約100年前に建てられた石碑

IMG_6705.JPG

そして
その後作られた解説板

IMG_6708.JPG

コッホ博士と北里博士

興味深く本を読んでいますが、地理的にも因縁があったのか。

本日も梅雨の曇天で富士山は見えませんが、眺めは良いです。

IMG_6714.JPG

メインが改装されていたのでランチに寄ってみる。

元々はメインというレストランで、その後「サンディッシュ」という名前になり、しばらくしてまたメインに戻り、そして、改装!

店はテラス席、窓際、一段高くなったテーブル席、と三段構えでどの席からも海が見える。

IMG_6720.JPG

土曜日であったがランチメニューがあって好ましい。

IMG_6717.JPG

サーモンフライランチとグランドメニューからシーフードカレーを注文

ランチコースのサラダとミネストローネスープ

IMG_6722.JPG

スープが熱々で美味しかったね。

料理はこちら

IMG_6724.JPG

以前は印象が薄い料理だったが、今回は見違える美味しさ。
サーモンはパリッと揚げてあり大きく、タルタルソースも驚くほど。
カレーも手の込んだ具材で上出来。
レジの方に美味しくなった旨を伝えたら喜んでました。
このビューと美味しさなら珊瑚礁といい勝負かな、とも思いますが、コンセプトとしては大人向けの落ち着いたレストランとして路線が違うのかも。

駐車場の無粋なストッパーがなくなってスッキリしました。

IMG_6727.JPG
posted by papa at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。