御田八幡神社祭礼

この暑いさなかに祭礼があると聞き、第一京浜を歩いて行く。

歩道橋の表示が「三田」になり、遠くに聳えるのは住友不動産ビルだが、テレビドラマ「ハゲタカ」のホライゾン社でございます。



この歩道橋のすぐ先に御田八幡神社があり、「みた」というと「三田」と考えるが歴史的には「御田」が正しく、近所の小学校も「御田小学校」、但し中・高校は「三田」というのがややこしい。

国道に面して社殿の入口



左の建物は神社が建てたのだろうな
ビル壁面に「御田八幡神社」のデッカイ表示
国道から入っていくと鳥居があって階段が



国道が昔の海岸線ですから武蔵野台地のはずれで崖地となっている。
従って階段を上って社殿があるのは高輪神社と同じだし、階段で有名な愛宕神社も同じことです。

階段を上ると厳かな社殿



しかし、祭礼中なのに誰もいない！
屋台も出ていないし。
ということでポスターを見ると



4日は神輿の巡行のみ！

戻る時間まで少しあるので縁起を拝見



ナルホド！
創建1000年！

江戸開府よりも遥かに古い

そのうちに神輿が戻ってきました。



ここの巡行はトラックらしい。
本日の巡行は高輪一丁目の旧高松宮邸から田町駅、東海道線の線路を越えて港南一帯（天王洲の手前）、と広範囲なので担ぐのは無理か。
しかし、味気ないな。
戻ってきたトラックを見下ろしているが、この高低差をトラックが駆け上がる。
これが結構見もので、階段下の狭いところで少しバックして勢いをつけ、低速ギアでカーブを切りながら一気に登る。



無事に登り切ってから神輿を下ろし、総代さん、渡御委員の方々など20名ほどで神事



いわゆる「お祭り」につきものの屋台や演芸を賑やかに執り行うのは最終日（5日）の夕方らしく、最後は福引もあって、景品がソニーの42インチ４Kテレビを始めとして充実しているのは神輿巡行が広範囲になっているのと深い関係がある。

調べると、屋台などは氏子連が運営して100～200円程度でお子様の財布に優しい。
確か、年末年始の行事では日本酒が配られる（振る舞われるではなくて）など、神社入口のマンション効果か多くの企業・氏子のご寄進によるものか、いずれにせよ裕福なんだろうな。