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2016ドイツ人ご夫妻の鎌倉観光 [鎌倉]

息子の関係でドイツからのご夫妻をご案内することとなり、春まだ寒い中、桜ちらほらの中、市内をご一緒しました。

インバウンドで観光事情がどうなっているのか、外人さんはどのようなものに興味があるのか、いい機会です。

まずは鎌倉駅で待ち合わせ、この段階で外人観光客の増加にビックリ。
駅前で待っている間にイタリア人から大仏行きのバスを尋ねられ教えてあげたら、なんと20人ほどのご一行。
全員スイカをお持ちなのにも驚いた!
JRの定番品でしたが、それぞれ名前入りです。
お持ち帰りいただいても良いような日本らしいデザインのスイカをお作りしたらいかがでしょうか。

ドイツ人ご夫妻をお迎えしクルマにご案内したのだが、孫にドイツ人を会わせてあげたいと娘がアウトランダーで来ていたので、こちらにご乗車願う。
ミニ5ドアも出動していたのだが、はるばる11時間もルフトハンザで羽田までフライトしてきた巨体をドイツ製とはいえミニの狭い後部座席に押し込むのもためらわれ、ご当人も「オオ、ミツビシ!」と乗ってくれた。

まずは景勝地の稲村ケ崎公園へ

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生憎の曇天で富士山は拝めずかなりがっかりしていましたが、web画像で想像してもらう。
江の島、伊豆半島、大島などをご説明しました。

いつ来てもいい眺めですが、外人さんの姿なし。
さすがにここまで来るのはハードルが高いのかな?

次は早くも昼食
観光地巡りを考慮して大仏前の華正樓。
由比ガ浜の松原庵を第一候補としていたのだがテラス席しか手配できず、万人受けする中華に変更。

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入口の看板に自分達の名前を見つけてかなり喜ぶ。
アルファベットで表記してもらったのだが、想像以上の効果あり。
華正樓はコースでしか利用したことがなかったが、ホール席もあってアラカルトも選択可。
事前情報でメタボを気にしてあまり食べないとのことだったので、数点食べて満足してくれました。
なお、汁系の麺類がないのは意外。

続いて本日メインの大仏へ

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何事も体験ですから手水を使う。

大仏はかなりの人出で外人比率30%くらい。
分かりやすい観光スポットですからね。

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20円払って胎内巡り。
これを喜んだかどうかは不明です。

続いて2台で御霊神社へ向かうが、道の狭さに驚いておりました。
私の運転技術は「ミラクル!」だそうです。
これでミラクルならば日本人は誰でも一流ドライバーでしょ。

神社近辺を散策し、力餅家でジャパニーズスイーツに挑戦。

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力餅の反応は今一歩かな。
一応説明しましたが、奥様は目をつぶって一口食べていました。
やはり、欧米系に餡は難しい、というのは本当かもしれない。

この後御霊神社の社殿に上がって厳かにお祓いをしてもらい、玉串奉奠にもチャレンジしていただく。
最後はアルファベットで名前を入れたお札を受け取り、喜んでいました。
昼食時に彼らの街は500年の歴史があると聞いていたので、この神社は鎌倉最古・1000年の歴史がある、と説明したのは日本人の意地でしょうか。

お客様の疲労を考慮して観光はここで切り上げ、我が家へご案内。

お土産にご自分が教授をしている大学製のスピリッツ、Villeroy & Bochのクリスマスプレート、この他に娘、孫にも遠路運ばれたお土産をいただきました。

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はるばる空路で届いた品ですから大事にいたします。
スピリッツはアルコール度数40度で、食後に飲むように念を押されました。

ビールと日本酒(玉の光)で歓待する。

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ビール腹です、と自嘲していましたが、スーパードライの桜缶を珍しがって5缶飲む。(4人でです)

玉の光については創業350年と申し添える

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締めは鯛ご飯。

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お二人とも箸を上手に使い、驚きました。
奥様には台所で和食調理に挑戦。とはいっても、ドイツで和食教室に行ったことがあるそうで、手慣れたものでした。

お別れにスーパードライ桜缶をお渡しして本日のコースはすべて完了。
仲の良いご夫妻でございました。

ドイツではベンツにお乗りだそうで、近くにポルシェ、ベンツ、ボッシュの本社があるそうだ。

いろいろと連れ回しましたが、
興味を持ってくれたところ
・庭園、鯉、花
そんなに関心がなさそうだったところ
・江ノ電、土産物店
和食には興味があったようで、きれいにお召し上がりいただいたもの
・釜揚げシラス、イワシのマリネ、出汁巻き卵、焼き鳥

外人向けの観光イベントとしては、書道体験(写経は行き過ぎかな)、座禅などはいかがかな、と思います。
古い街並みでもあれば喜んだかもしれませんが、あいにく鎌倉には残っていません。

(追記)
後日、別のドイツ人の方をご案内した際は
・報国寺(竹寺)
・鶴岡八幡宮
・小町通
・天ぷら「大石」
をご案内しました。

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