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和菓子のアンソロジー・読了 [読書]

10人の作家の短編を読破

「和菓子のアン」とは異なり、必ずしも和菓子屋が舞台になっている訳ではない。

つまり、というか、和菓子屋が登場するのは二作だったかな。

折角だから、少し分析

和菓子の謎、謎かけ、をテーマにしたもの・・・3作
昔食べた思い出、和菓子をきっかけにした結びつき・・・7作

大雑把ですが。

短編の中に和菓子をちょこっと忍ばせて仕上げていく力量は大したもんですね。
坂木司さんが、「和菓子をテーマに書いてください」とお願いして書いていただいたものだけに、和菓子のかかわり具合はまちまち。
こういう使い方があったのか、とか、こうきましたか、とか驚きました。

035.JPG

美味しそうな和菓子を書き込む、というわけではないので和菓子を食べたくなる、というよりも和菓子を作中に活かす力量が伝わってきます。
papamamaにとって残念なのは、ほとんどの作家を知らないので作家ごとの特長の感じかたが薄かったことかな。

さて、次は大崎梢さんリクエストの本屋さんのアンソロジーですね。

こちらは「本屋さん」と特定していますから、書店から逸脱することはないんだろうけど、10人の作家がどのように料理するのか楽しみです。

大崎梢さんも書いているようで、杏子さんが登場するのか、この点も楽しみが増します。
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