諏訪大社御柱祭(N) [クーパーS 5ドア]
日本三奇祭というのがあって
秋田・なまはげ
富士吉田・火祭
そして、諏訪大社の御柱祭(おんばしらさい)
2年前にクラブマンで諏訪の知人を訪ね、上社・下社をご案内いただきました。
そして、御柱祭は6年に1回だそうですが、正に今年はその年回りだということで、一緒に参加しませんか、との有り難いお誘い。
いろいろな祭を見る機会はありますが、氏子連に交じって参加するなんて貴重な体験ですから、数ヶ月前から日程を調整。
御柱祭で有名なのは巨木にまたがって急坂を落ちる「木落し」ですが、今回参加したのは巨木を曳いて市内を回る「里曳き」という行事で、これなら死ぬことはないでしょう。
さて、クラブマンで往復した時は圏央道が開通していなくて、往路は御殿場から山中湖を経由して中央道、帰路は中央道から首都高、山手トンネル、東名町田でしたが、今回は藤沢から新湘南バイパス、圏央道、中央道と単純に往復。
現地の混雑振りが分からず、待ち合わせ時間に遅れないように4:30に出立。
200kmを2時間半で走って下諏訪中学校の臨時駐車場に7:00到着。
燃費は18km/Lでしたが、高速代は締めて3800円ほど。
圏央道は若干値下げになったようだが、前回の首都高利用時と変わらないな。(距離は60km短縮)
駐車料は3000円。
高い気がしますが、祭の軍資金稼ぎの意味合いもあるようで、ある意味納得。
待ち合わせ時間には早く着き過ぎたので町中をブラブラ散歩。
路地には注連飾りがあって、祭を迎える雰囲気がいいですね。
前回も訪れた下社を散策
巫女さんが掃き清めています。
御柱を建てる穴ぼこを発見!
ここに建てるのだな。
6年前に建てた柱は既に撤去されています。
下社氏子の知人と落ち合って、里曳きする神木が置いてある場所まで歩く。
道中、町会やら企業やらの接待所があって、通りがかりの人にも御振る舞い。
祭に参加する町会などが沿道の空き家や庭先を数日間借りて設営しているとのことです。
神社の山林から木を運ぶというコストのかからない祭ではあるが、飲み食いに要する費用は大変だろうな。
下諏訪駅から3kmほど歩いていくと、1本目、2本目の神木を曳いてくる行列に出会う。
皆さん元気に掛け声を掛けあって進んでいます。
上社4本、下社4本の都合8本が祭の主役。
本日我々が曳く木はこれだ!
こんなに簡単にまたがっていいものだろうか、と思うが、次々と老若男女みんな跨っているし、まあいいか。
もう少し勇ましく跨りたいのだが、つるつるに磨き上げられていて非常に不安定。
曳き始めると、こんな感じ。
しかし、ほとんどの氏子さん達はピクニック気分。
私どもも「なんちゃって」ですから
黒い法被は借り物、軍手もせず運動靴も履かずですが、気分は十分味わえました。
なにせ国道の真ん中を掛け声を合わせながら歩いていくのだから気分がいい。
30m10トンの木を引っ張るのだから大変な力が要るが、約300mの曳き綱2本に2000人ほど群がっていてもホントに力を出しているのは神木の近くで頑張っている若い衆。
あまりの重さに国道のキャッツアイもめり込む。
そもそも、動かす度に「木遣り」を歌うのですが、数曲歌った上で進むのは10m程度。
この「木遣り」もいいもので、歌い手は何人もいるのですが、女子中学生くらいの子の歌に合わせて全員が動くのは圧巻です。
そんなこんなで2km動くのに5時間は要し、初日は17:00でギブアップして宿へ向かう。
8本目が初日の終点に到着したのは23:00頃だったらしく、5時間遅れの進行でした。
2日目はいよいよ下社の参道を曳きますが、これがクライマックス。
すごい人出ですね。
ここまでくるとご神木に群がるように大勢乗って、賑わいはピークになります。
ご神木を神社に建てるところまで見たかったのですが、今回はここまでとしました。
それにしても貴重な体験。
祭っていいですね。
東京にも三社祭とか阿波踊りがありますけど、これほどの熱気はないでしょう。
大都会はコンサートとか美術展、スポーツ行事などが祭に成り代わってエネルギーを発散させているのかな。
駅前商店に空き家が目立つ街ですが、どこからこれだけの人が湧いてくるのか。
正に地方の祭は地方創生ですね。
高校野球の熱気に通じるものがあります。
2日目は茅野駅駐車場に停めていたので中央線に乗りましたが、上諏訪駅に温泉があり、足湯を楽しむ。
噂には聞いていたが、まさかこの日に体験できるとは、二重の喜び!
帰路は中央道の上り渋滞に巻き込まれ1時間余計にかかりましたが、足湯でリフレッシュしているのでへっちゃらです。
蓼科に泊まったのでかなりガソリンを消費し、往復燃費は17.8km/Lに止まりました。
諏訪往復だけなら19kmは可能と思われます。
圏央道で諏訪も近くなりました。
諏訪大社でいただいたお守り
どうやら、お守り、法被、縄(町会毎に色違い)の三点セットが祭参加のパスポートのようです。
上諏訪駅内温泉のお二人、肩から黄色いロープをかけていますが、うちらと同じグループということが分かります。
それでは、お守りは6年後までしっかり身につけましょう。
秋田・なまはげ
富士吉田・火祭
そして、諏訪大社の御柱祭(おんばしらさい)
2年前にクラブマンで諏訪の知人を訪ね、上社・下社をご案内いただきました。
そして、御柱祭は6年に1回だそうですが、正に今年はその年回りだということで、一緒に参加しませんか、との有り難いお誘い。
いろいろな祭を見る機会はありますが、氏子連に交じって参加するなんて貴重な体験ですから、数ヶ月前から日程を調整。
御柱祭で有名なのは巨木にまたがって急坂を落ちる「木落し」ですが、今回参加したのは巨木を曳いて市内を回る「里曳き」という行事で、これなら死ぬことはないでしょう。
さて、クラブマンで往復した時は圏央道が開通していなくて、往路は御殿場から山中湖を経由して中央道、帰路は中央道から首都高、山手トンネル、東名町田でしたが、今回は藤沢から新湘南バイパス、圏央道、中央道と単純に往復。
現地の混雑振りが分からず、待ち合わせ時間に遅れないように4:30に出立。
200kmを2時間半で走って下諏訪中学校の臨時駐車場に7:00到着。
燃費は18km/Lでしたが、高速代は締めて3800円ほど。
圏央道は若干値下げになったようだが、前回の首都高利用時と変わらないな。(距離は60km短縮)
駐車料は3000円。
高い気がしますが、祭の軍資金稼ぎの意味合いもあるようで、ある意味納得。
待ち合わせ時間には早く着き過ぎたので町中をブラブラ散歩。
路地には注連飾りがあって、祭を迎える雰囲気がいいですね。
前回も訪れた下社を散策
巫女さんが掃き清めています。
御柱を建てる穴ぼこを発見!
ここに建てるのだな。
6年前に建てた柱は既に撤去されています。
下社氏子の知人と落ち合って、里曳きする神木が置いてある場所まで歩く。
道中、町会やら企業やらの接待所があって、通りがかりの人にも御振る舞い。
祭に参加する町会などが沿道の空き家や庭先を数日間借りて設営しているとのことです。
神社の山林から木を運ぶというコストのかからない祭ではあるが、飲み食いに要する費用は大変だろうな。
下諏訪駅から3kmほど歩いていくと、1本目、2本目の神木を曳いてくる行列に出会う。
皆さん元気に掛け声を掛けあって進んでいます。
上社4本、下社4本の都合8本が祭の主役。
本日我々が曳く木はこれだ!
こんなに簡単にまたがっていいものだろうか、と思うが、次々と老若男女みんな跨っているし、まあいいか。
もう少し勇ましく跨りたいのだが、つるつるに磨き上げられていて非常に不安定。
曳き始めると、こんな感じ。
しかし、ほとんどの氏子さん達はピクニック気分。
私どもも「なんちゃって」ですから
黒い法被は借り物、軍手もせず運動靴も履かずですが、気分は十分味わえました。
なにせ国道の真ん中を掛け声を合わせながら歩いていくのだから気分がいい。
30m10トンの木を引っ張るのだから大変な力が要るが、約300mの曳き綱2本に2000人ほど群がっていてもホントに力を出しているのは神木の近くで頑張っている若い衆。
あまりの重さに国道のキャッツアイもめり込む。
そもそも、動かす度に「木遣り」を歌うのですが、数曲歌った上で進むのは10m程度。
この「木遣り」もいいもので、歌い手は何人もいるのですが、女子中学生くらいの子の歌に合わせて全員が動くのは圧巻です。
そんなこんなで2km動くのに5時間は要し、初日は17:00でギブアップして宿へ向かう。
8本目が初日の終点に到着したのは23:00頃だったらしく、5時間遅れの進行でした。
2日目はいよいよ下社の参道を曳きますが、これがクライマックス。
すごい人出ですね。
ここまでくるとご神木に群がるように大勢乗って、賑わいはピークになります。
ご神木を神社に建てるところまで見たかったのですが、今回はここまでとしました。
それにしても貴重な体験。
祭っていいですね。
東京にも三社祭とか阿波踊りがありますけど、これほどの熱気はないでしょう。
大都会はコンサートとか美術展、スポーツ行事などが祭に成り代わってエネルギーを発散させているのかな。
駅前商店に空き家が目立つ街ですが、どこからこれだけの人が湧いてくるのか。
正に地方の祭は地方創生ですね。
高校野球の熱気に通じるものがあります。
2日目は茅野駅駐車場に停めていたので中央線に乗りましたが、上諏訪駅に温泉があり、足湯を楽しむ。
噂には聞いていたが、まさかこの日に体験できるとは、二重の喜び!
帰路は中央道の上り渋滞に巻き込まれ1時間余計にかかりましたが、足湯でリフレッシュしているのでへっちゃらです。
蓼科に泊まったのでかなりガソリンを消費し、往復燃費は17.8km/Lに止まりました。
諏訪往復だけなら19kmは可能と思われます。
圏央道で諏訪も近くなりました。
諏訪大社でいただいたお守り
どうやら、お守り、法被、縄(町会毎に色違い)の三点セットが祭参加のパスポートのようです。
上諏訪駅内温泉のお二人、肩から黄色いロープをかけていますが、うちらと同じグループということが分かります。
それでは、お守りは6年後までしっかり身につけましょう。
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