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よっつ屋根の下(光文社) [読書]

大崎梢さんデビュー10周年の第二弾

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「ひとつ屋根の下」というテレビドラマがありましたから、そのもじりであることは間違いない、かな?

夫婦と兄妹の四人家族それぞれを主人公に、時点も変えて、オムニバス形式のお話。
最後は四人そろって、かなと思ったら、あれあれ・・・

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大崎さんにしてはちょっと変わった作風に思えましたがいかがでしょうか。
私としては熊本出身のおばあちゃんが気になります。

他の方の読後感想を見ていると、本作は10年の経過を綴っているとか。
大崎さんも10周年なので、何か関係あるのかな。
大崎さんのお子さんも一男一女だとすると、梢さんもフィンランドとか外国願望があるのか?

10周年ということですが、お気に入りは
デビュー作の「配達赤ずきん」
それから
土佐の若者とよさこい祭りをテーマにした「夏のくじら」

書店ミステリーのジャンルを確立した功績は大したものです。
最近は書籍・出版界を題材にしたドラマも多いですし、かなりの影響力。

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10周年第三作が待たれます。

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